セドナその2

もくじ

セドナ・トレール(ハイキングルート)の入り口
トレール(ハイキングルート)の入り口

ここでの注意事項などが記載されている。残念ながら辞書を持っていなかったので詳しい内容は読めなかったけど「サボテンを踏まないで」とのアイコンだけはわかった。誰だってサボテンは踏みたくない。

でも「痛いから気をつけて」との意味合いよりも「大切な植物だから踏み荒らさないで」との忠告の意味の方が大きいように感じた。ここは自然の中に人間が遊びにこさせてもらえる「有り難い場所(聖地)」なのだから、自然に対して謙虚な気持ちで接しなければいけないと思う。

セドナ・トレールの道標
これはトレール途中の道しるべ。

ここからエアポートメサへ向かう。空港の近くのボルテックスなのでこの名前なのでしょう。

ボルテックスの木

ボルテックスのねじれた木
幹がねじれた木

「ボルテックス」の上に育つ木は、みなこんな風に「ねじ曲がって育って」しまう。

そもそもボルテックスとは「大地のエネルギーの吹き出し口」という意味合いらしい。そんな力強い生の大地のエネルギーが噴出している真上に育ってしまった草木は、その強大なエネルギーの前に「DNAの情報」も忘れて、その場所特有の育ち方をしてしまうみたいだ。

ボルテックスのねじれた木2
この木も「ボルテックス」の上に育っていた。

そっと木に触れてみると、直接大地に触れた時よりも弱めだけど、やはり「強いエネルギー」を感じた。表面上は乾燥した土地に生える植物らしく乾燥した木肌だけど、その芯には脈々と「セドナの大地のエネルギー」が流れているようだった。木肌に触れた指先が少し痺れ、ドンドンと力強いエネルギーが木を通して身体に流れ込んでくる。これにはビックリだった。

セドナの木

ボルテックスから少し離れた場所に育つ木でも、触れるとある程度は「大地のエネルギー」を感じ取る事ができる。

ただ、ボルテックスの真上に育つ木よりも「葉」を多くつけているように見えた。乾燥地帯という過酷な土地条件のせいか、あまり背の高い巨木はない。足元の茂み部分には「サボテン」が隠れるように刺を出して待ち構えている。うっかり上だけを見て歩けない場所。それがボルテックスへのトレイルだ。と言っても、アリゾナの大地には至る所にサボテンが大小様々な刺を準備して待ち構えているんだけどね。

エアポートメサ

エアポートメサからの景色・セドナ
エアポートメサより

見渡す限り360度「広陵とした赤い大地」「低い灌木」がそこにある。空気中からでも大地の強いエネルギーを感じる事ができる場所。それが「セドナ」だと思う。ここで私は自分の中からわき起こってくる「声」を聞いた。その声は「(私は)間違っていない。自信を持って今の道を歩け」と言っていた。

エアポートメサからの景色2・セドナ

左端にある「岩を積み上げたようなオブジェ」は「この道がボルテックへのトレイルですよ」とのメッセージを含んでいる。このオブジェから離れて歩くと、迷子になったり、車を止めた場所に戻れなくなってしまう。言い忘れていたけど、セドナの日没は早い。

夕暮れを十分に堪能する前にトレイルを下ってこなければ、あっ!と言う間に当たり一面「真っ暗」になってしまう。そうなると非常に危険だ。サボテンはもちろん、セドナの大地は「クリスタル混じりの砂」だからとても滑りやすい。

エアポートメサからの景色3・セドナ

急に風が強く吹いてきたけど、不思議と寒くはなかった。風の香りの中にも「セドナの大地のエネルギー」を感じ取れた。セドナって本当に不思議な場所だ。

エアポートメサの頂上・セドナ
エアポートメサの頂上で

靴を脱いで裸足になって足の裏から直接大地のエネルギーを吸収し、のんびりと休憩中。実際にはのんびりとした「休憩」とは少し違う。身体に入ったセドナの強大なエネルギーは、また身体から何かしらの「不純物(今の私に不要なもの)」を奪い去っていく。

つまり「強制的な瞬間グラウンディング」が発生している。よほど意識をしっかりと持っていなければ「エネルギーあたり」というか、強い浮遊感・めまい・感情の激変などに襲われてエラい事になる。この作用は私が毎年夏にトレーニングで登る霊山よりも強力に、しかも瞬間的に起こる。

エアポートメサの頂上2・セドナ

靴を脱ぎ、大地に寝っ転がってしまい全身から大地のエネルギーを吸収している所です。

そう高くない上空をセドナのプライベート的な空港に着陸を試みる小型飛行機が横切っています。ただ靴を履いた状態の足から大地のエネルギーを吸収するのとわけが違い、寝っ転がってしまい全身から大地のエネルギーを吸収するという事は「めまい」がするほどクラクラきます!

少し風が強かったのですが、寒さすら感じませんでした。もう全身ポッカポカなのです。特に「後頭部」へのエネルギーの流入が強烈で、立ち上がるとフラフラで、モノに対しての距離感を取り戻し、真っすぐに立つのに数分を要しました。

エアポートメサの空
エアポートメサで空を見上げる

雲が出てきたけど、すぐに色んな形に姿を変える。もし雲に触る事ができたのであれば、雲だってセドナの大地と同じようなエネルギーを持っているかも知れないなぁ。。と思った。風が強く吹いてきたけど、不思議と寒くはなかった。風の香りの中にも「セドナの大地のエネルギー」を感じ取れた。セドナって本当に不思議な場所だ。

エアポートメサの空2

エアポートメサの空3

エアポートメサの頂上3・セドナ

あんまり寝っ転がってばかりいると、立ち上がれなくなりそうなので諦めて周囲の風景を写真に収めています。

セドナの太陽と虹

太陽の周りに虹・セドナ

とあるパワーストーンを販売しているショップを出た途端、空にうす雲がかかり「太陽の周りに虹」がかかりました。

その光景はとても神々しく、まるで神様が降りて来そうな雰囲気でした。不思議と眩しさは感じなくて、いつまでもいつまでもその「虹」を眺めておりました。虹から降り注ぐ太陽の日差しはとても柔らかく、温かで、身体中にぬくもりと太陽のエネルギーが染み渡るようでした。そのあいだ、額の間(第三の目)がムズムズして困りました。

目を閉じると、色んなビジョンが浮かんでは消えを繰り返していました。現実とも架空の世界ともつかない不思議な感覚でした。

去年も訪れたこのショップですが、このパワーストーンジュエリーを製作されている女性が素晴らしく気さくな方で、時が経つのも忘れていつまでもおしゃべりしていたのです。ただ残念ながらこのパワーストーンを販売しているショップは5月一杯で廃業され、素敵な作家さんは「ドイツ」に帰国されてしまいます。今回訪れる事ができたのは、本当にラッキーな事でした。去年から時折メールでは交流していますが、これから先もこの交流を継続できるのか?少し不安でもあります。

レッドロッククロッシング

レッドロッククロッシング
レッドロッククロッシングに向かう

レッドロック・クロッシングというパワースポットの入り口にて。これは「ゴミ箱」なんですよ。

とんでもなく大きいでしょ?これだけ巨大なゴミ箱だともう笑っちゃいますよね。こんなゴミ箱が3個もドンドン!と並んで置いてありました。私の娘なのですが「6人」は入れるくらいの大きさでしたよ。この中身を回収する時って、どんな車や専用機械が登場するのでしょうか?興味津々です。

クレッセントムーン・セドナ

キャセドラルロックのエネルギーを感じる事ができるレッドロック・クロッシングのパワースポットに沿ってある「クレッセントムーン」という公園の内部です。

クレッセントムーン・水車小屋

「クレッセントムーン」という公園の内部です。何の小屋かわかりませんが、雰囲気が良いので写真に収めました。

オーククリークの特別な場所へ

オーククリーク・セドナ

普通の観光客やツアーで訪れる方たちは、駐車場のすぐ脇で川辺に行き、記念撮影をして帰られるそうですが、私たちは通常の人が行かない特殊な場所まで行きました。

その場所とは「ヒーラーの方しか訪れない場所」です。セドナを横断している「オーククリーク」という川の流れです。この場所は二つの川の流れが合流する地点であり、川の水自体にとても強い清浄なエネルギーが転写されていました。

オーククリーク2・セドナ

オーククリークの空・セドナ

オーククリーク・木

オーククリークとパワーストーン

「オーククリーク」にある「ヒーラーしか訪れない秘密の場所」

ここで手持ちのストーンたちを浄化&チャージしてあげることに。山梨県にある「昇仙峡」という川の流れにも似たような現象が起きましたが、この川の流れで起こる特殊な現象には目を見張るものがありました。

それは。。。疲れ切ったストーンに対しての浄化とチャージが一瞬にして行われということです。

しかも、川の水に浸した後のストーンたちは、見た目にもまるで「クリスタルの粉」を浴びたようにキラキラと輝いているのです。そしてその重量すら変化しているには驚きでした。水に浸す前よりも後の方が、明らかにストーンが「軽く」なっているのです。さらに。。

元来パワーストーンのパワーというものは、主人となる人間の強い希望・意志によって導き出されるのが正しい道なのですが、ここオーククリークの川の水に浸されたストーンたちは瞬時に「自分からパワーを放出し始める」のです。これにはビックリしました。

いくら「ストーンは、生き物だ」からといって、自らの意志で自発的にそのパワーを放出するなんてすぐには信じられませんでした。眠りについていたストーンが「特殊な方法」で発揮するパワーを強制させるのではなく、自らの意志で長い眠りから覚め、自発的に動き始めるのです。

これは直接この川の水に浸した場合にだけではなく、容器に汲みホテルに持って帰ってから浸した川の水の場合にも同じ現象が起きました。また、ここセドナの大地に普通に落ちている「赤茶けた石」の上にパワーストーンを乗せても、同じような現象が起きる事が確認されています。

一体この「セドナ」という土地は何なのでしょうか?今回、私がツーソンで仕入れたストーンたちはみんなこの川の水で浄化&チャージを行って「パワー強化・覚醒」されています。また特別な手法を用い、少しですがセドナの大地の赤茶けた岩も持ち帰ってきました。(この岩の持ち帰りに関しては「検疫法」上でも、何ら問題ありません)これで事務所に置いてある在庫のストーンたちのパワーも強化してあげるつもりでいます。

オーククリーク3・セドナ

もうひとつのオーククリーク

ちょと珍しい画像をアップします。まるでセドナに見えないでしょ。たぶん一般観光客はアクセスしないような場所。

オーククリークのオーク(Oak)とは日本語でいうブナの仲間ですね。セドナのほとんどを占めるの赤茶けた大地には灌木、低木、そしてサボテンしか育ちませんが、水が豊富な川沿いには背が高くまっすぐにオークが育つわけですね。

そうしてこんな場所は、もの好きな釣り人以外は入りません。

オーククリークの深部

その川沿いに深く分け入るとこんな雰囲気です。

川の石が赤くなく、日本の渓流(源流近く)にあるような大きな灰色の丸石が多いのです。セドナはどこを見ても赤い岩なのに、これらの灰色丸石がどこから来たのか不思議でした。

そこで考えたのですが、アップタウンで標高1300mほど、そこからちょっと上流のこのあたりで標高1500m、実はさらに上流のフラッグスタッフは2000mもの標高があり、オーククリークはそこからずーっと繋がっています。

ですからこられの灰色丸石は、もっともっと上流、赤岩のないエリアから途方も無い年月をかけて転がってきたのでしょう。

いつもはこの画像のように大人しい流れのオーククリークですが、両岸の木々を見ると、近い過去にもこの状態から水深が1m以上上昇したことがあるのが解る痕跡を発見しています。ときには、恐ろしいほどの水量があるようです。(友次郎)

セドナのサイキッカーD女史

セドナのサイキッカー「D女史」と面談

そう言えば、そもそもがD女史が日本からの私を連れてくるようにとS女史に連絡していたのがことの始まり。

優秀な通訳兼すばらしいセラピストである「S女史」のおかげでD女史からのメッセージは、ほとんど理解できました。

当時の私が抱えていた全ての疑問に対する答えを瞬時に悟ることができたのです。私とは違う第六センスを持つ彼女との会談は、とても刺激的で、感慨深く、有意義な時間となりました。別れ際、彼女は私に「あなたはまた、セドナに帰ってくることになるわよ」と笑っていました。

彼女とはこれからもメールを通して交流を続けていく約束になっています。素晴らしいセンスとパワーを持った女性だけど、相手に威圧感も恐怖感も感じさせない、本当に物腰穏やかな素敵な女性でした。また会える日を楽しみに待つ事にします。

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